東芝日曜劇場
ダンプかあちゃん


本作は東宝制作ではなく、また「ダンプかあちゃん」は全部で4作作られたようですが、2作目と3作目はまだ確認できていません。小林夕岐子さんが出演しているのは第4作。第1作は昭和44年11月2日放送、第4作は昭和46年6月20日放送です。残念ながら私はオンエアを見たことはありません。CSで放送・・・されることを期待しましょう。


「ダンプかあちゃん」(第1作)

出演者/緒形拳、長山藍子、賀原夏子、原知佐子、末吉敏夫、関口正幸、矢木原敬ほか。

ダンプカーの運転手をしながら生活を支えている妻と彫刻家との夫婦愛を描く。札幌在住の彫刻家夫妻のエピソードをもとに稲葉明子が脚色。HBC製作。

7年前、陽子(長山藍子)は、中学校教師を辞めて絵と彫刻に打ち込む三田村孝助(緒形拳)と知り合った。彼の「倉庫の中の美術館」に鮮烈な印象を受けた陽子は、5回に及ぶプロポーズのあげく押し掛け女房として収まった。バイタリティーにあふれる陽子は夫の創作活動を助けるためダンプカ−の運転手をし、孝助の母・梅子(賀原夏子)を九州から呼び寄せて一緒に暮らしていた。そんなある日、土地の有力者の未亡人・矢島佐恵子(原知佐子)から、亡き夫を記念する彫像の製作を依頼される。


次に、小林夕岐子さん出演の第4作ですが、新聞の番組欄にもちゃんと名前が載っています。レギュラーメンバーは1作目と同じですが、小林夕岐子さんのスター順位は緒形・長山・賀原・高橋長英の次ですので、メインキャラクター扱いと見て良いでしょう。


「ダンプかあちゃん その4」

シリーズ最終作。脚本・稲葉明子、監督・甫喜本宏。春浅い日高路でのロケ作品。

資金集めのため北見の造材現場で働く陽子(長山藍子)を中心に、陽子が現場で知り合った孤独な若者・清志(高橋長英)と彼を慕う少女・京子(小林夕岐子)のカップルとの交流も交えて描く。このドラマのモデルとなった札幌市在住の異色彫刻家・竹中敏洋さんがこのシャクシャインの像を実際に制作している。

かつて蝦夷の乱で民族の興亡を賭けて松前藩と戦い散ったアイヌの英傑シャクシャインの像の制作に精魂を傾ける孝助。だが、損得抜きに取り組んだ仕事だったので、妻・陽子の負担も大きかった。お金の要ることが続出し、陽子は北見の造材運搬の仕事を買って出た。男ばかりの飯場に泊まり込んでの労働。陽子はたちまち人気者になった。そうした中で、一人孤立している20歳の清志になぜかひかれ、陽子は彼の世話を焼くようになった。




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