愛 京子さん


キラアク星人の美しい素顔!

【プロフィール&ディスコグラフィー】 【主な出演作】 【当時の新聞記事】

映画『怪獣総進撃』でキラアク星人リーダーを演じた女優さんです。当時はテレビドラマを中心に活躍されていたようで、また、レコードも何点かリリースされていました。(資料については、緑一色さん・吉田明裕さん(土龍団)から多大なご協力を頂きました。お礼申し上げます)


プロフィール

本名/田渕美粧
生年月日/昭和18年3月2日
出身地/大阪市

★昨年の11月NET連続ドラマ「悪の紋章」でデビュー、その美貌と個性でたちまち茶の間の人気者となり、引続いて「嵐のなかでさよなら」で活躍中。やヽハスキーがかった甘い声と、彼女独特の節まわしで色気を発散させる。ブラウン管で、或はステージを沸かせる期待のスターである。
(※レコード「嵐の中でさよなら」ジャケット裏の紹介文より)

本名の名前の読みは不明です。「怪獣総進撃」当時は25歳ということで、キラアク星人リーダーの堂々たる演技からするとちょっと意外でした。

主題歌
嵐のなかでさよなら
松浦健郎 作詩
長洲忠彦・三田恭次 作曲
長洲忠彦 編曲

流行歌
ほんとにほんとよ
十二村哲 作詩
長洲忠彦 作曲・編曲

TP-1293、1966年6月発売。
※NET連続TV映画『嵐のなかで、さよなら』主題歌。
流行歌
サヨナラのキスをしないで
三田恭次 作詩
小野崎孝輔 作曲・編曲

流行歌
あなたに逢いたい
十二村哲 作詩
荒井英一 作曲・編曲

TP-1328、1966年9月発売。
流行歌
うそ・うそ・うそなのよ
松井由利夫 作詩
三田恭次 作曲
J・ガブリエル 編曲

流行歌 
あきらめ
十二村哲 作詩
三田恭次 作曲
小野崎孝輔 編曲

TP-1367、1966年12月発売。
流行歌
どうせ短い命なら
長谷川利明 作詩・作曲
吉田和雄 補作
小野崎孝輔 編曲

流行歌
明日に夢を
作詩作曲者不詳
三佳令二 補作詩
小野崎孝輔 編曲

TP-1428、1967年4月発売。
あなたに弱い
いなえ栄一 作詩・作曲
三佳令二 補作詩
小野崎孝輔 編曲

女の暦
牧喜代司 作詩
いなえ栄一 作曲
小野崎孝輔 編曲

TP-1603、1968年3月発売。
※A面は景三晃とのデュエット、B面は景三晃のソロ。
青い夜霧 
島津ゆうこ 作詩
中洲朗 作曲
北双葉 編曲

一人ぽっちにしないで 
笠井継程 作詩
大橋節夫 作曲
長洲忠彦 編曲

TP-2101、1969年1月発売。

主な出演作

映画
1967年4月15日公開 東宝 『喜劇 駅前学園』・・・池沢たよ(池内淳子さんの妹役)

舞台
1968年2月6日〜2月13日 日本劇場『西田佐知子ショー』

テレビ
NET「悪の紋章」(1965年10月7日〜1966年3月31日、午後10:00〜11:00放送。出演/天知茂、愛京子、多々良純、高城丈二)…

NET「嵐の中でさよなら」(1966年4月24日〜10月16日、午後8:00〜8:56放送。出演/愛京子、高城丈二、中原早苗、市川好郎)…
★美貌ゆえ多くの男たちから愛され、またそれゆえ男たちを死や殺人に追い込んでしまう尼の運命。

TBS「新婚さん」
(1967年1月7日放送 第10話「女はそのとき」)…
出演/土屋嘉男、愛京子、宝田明、入江若葉。演出・本多猪四郎。
★ロマンスカーや箱根のホテルを舞台に、かつての恋人同士が新婚旅行のパックツアーで隣り合わせてしまったことから起こる騒動を描く

NET「女紋」(1967年9月4日〜10月30日、午後10:00〜10:30放送。全9回。出演/月丘夢路、山形勲、愛京子、高城丈二)…ヒロイン/月丘夢路の娘・山田寧 (※情報提供・市村さん)

TBS「愛の装飾」(帯ドラマ。1967年9月29日〜11月2日、午後9:00〜9:30放送。全5週。出演/愛京子、三橋達也、土田早苗)…順子(数奇な運命に翻弄される) (※情報提供・市村さん)

NET「みんな世のため」(1967年11月13日放映 第 話「鶴亀先生上京す」)… (※情報提供・市村さん)

NET「泣いてたまるか」(1967年11月5日放映 第 話「冬立ちぬ」ゲスト)… (※情報提供・市村さん)
 
TBS?「平四郎危機一髪」(1967年12月9日放映 第 話「白い炎」ゲスト)…麻耶子(資産家の長女で、婿養子を取るが、病弱なため子供が産めない。女にだらしない父に復讐する)  (※情報提供・市村さん)

NTV「ふたりの橋」(帯ドラマ。1968年7月8日〜8月30日、午後1:00〜1:30放送。全8週。出演/三橋達也、北原真紀、愛京子)…

NTV「37階の男」(1968年8月18日放送第4話「女のなかの殺意」ゲスト)…

TBS「フジ三太郎」(1968年10月6日放送開始。第8話「俺はついてるぜ」ゲスト)…小料理屋の女将(2003年8月7日追記)

(2003年12月20日現在。参考文献:東京ニュース通信社「テレビドラマ全史」、東宝株式会社「東宝50年映画・演劇・テレビ作品リスト」、朝日ソノラマ「本多猪四郎全仕事」)



「新婚さん」は1966年11月15日〜1967年3月25日、毎週土曜日9時半〜10時にTBS系で放送された一話完結のオムニバス・シリーズ。モノクロ作品で、全21回です。第10話「女はそのとき」と第14話「許してね、お母さん」の2本を『怪獣総進撃』の本多猪四郎監督が演出しています。

「怪獣総進撃」(1968年)のキラアク星人役は本多監督のご指名だったというエピソードがありますが(読売新聞社刊「読売奇憚 ゴジラだ!!」102頁)、おそらくこの「新婚さん」が縁だったのでしょう。



それにしても、こんな綺麗なお方を・・・



銀ラメ衣装のてるてる坊主みたいな宇宙人役に推すとは・・・

当時の新聞記事

昭和41年8月5日付け中日新聞夕刊に、愛京子さん歌手デビューの記事がありましたので紹介します。

ハスキーな魅力
愛京子 歌手でデビュー

テレビ映画「嵐の中でさよなら」に主演し、主題歌を歌っている愛京子が、本格的歌手としてこのほど東芝レコードからデビュー、本社へあいさつに訪れた。

愛(本名・田渕美粧)は、大阪相愛女子短大を出て間もなく、喫茶店でNETのプロデューサーにスカウトされ、昨年秋の「悪の紋章」に初出演して注目されたが、こんどはノドのよさに目をつけられて、まず好評の主題歌がレコード化された。

歌の方も、演技同様、特別レッスンを受けたことはないそうだが、小さいときから清元、小うたを習い、とくに小うたは名取りというだけに、少しハスキーがかった魅力的な声で、うまくビギンのリズムにのり、甘い哀愁を歌い込んでいる。このあと九月にはコンボをバックにしたボレロ調「さようならのキスをしないで」を予定しており、“欲ばっているようですがお芝居と歌を両立させていきたい”といっていた。




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