お嫁においで

公開年 脚本 監督 出演者
1966年 松山善三 本多猪四郎 加山雄三・内藤洋子・黒沢年男
沢井桂子・原恵子・田村亮

小林夕岐子さんの映画初出演作です(ご本人の認識では映画デビュー作は『怪獣総進撃』とのこと。「ウルトラ情報局」参照)。ホテルのレストランでウエイトレスをしている露木昌子(沢井桂子)の同僚・久子役で、レストランのシーンで何度かその姿を確認できますが、特に休憩室の場面では割と長いこと画面に登場します。靴やバッグ等を売り込みに来たおばさん(飯田蝶子)がウエイトレスたちと談笑しているところへ、ホテルの支配人(有島一郎)が入ってきます。


左から沢井桂子さん、有島一郎さん、松本めぐみさん、菱見地谷子さん、一人おいて小林夕岐子さん。

支配人は、タクシー運転手・野呂高生(黒沢年男)から渡された昌子への届け物を(渋々)持って来たのでした。昌子やおばさんに一通り小言を言って支配人が帰って行った後、昌子がおばさんに、自分が抱いている仕事への疑問を呟くのですが、そのやりとりの間、他のウエイトレスたちは、おばさんが持ってきたおにぎりを食べています。途中、昌子の隣にいた久子の顔が半分だけ大写しになりますが、彼女もおにぎりを食べているので口をモゴモゴさせています。指にくっついたご飯粒を口に入れる仕草もキュート!

もう一つ、ストーリーの終盤、支配人が昌子に退職を迫り、反発するウエイトレス仲間たちが詰め寄るシーン。自分も辛いんだ、と泣き落としに出る支配人に、ウエイトレスたちは一斉に非難の声を上げます。久子もやおら身を乗り出して
「このままじゃ何がなんだか分からないじゃないの!」
と一言。本作ではセリフらしいセリフはこれだけです。


右端が小林夕岐子さんですが、お顔が割とふっくらしていて可愛らしいですね。


なお本作では、小林夕岐子さんの同期生である菱見地谷子さんや高橋厚子さんもウエイトレス役で出演。また、野呂高生に想いを寄せる魚屋の娘・つね子役で原恵子さん(「'60年代東宝女優資料室」参照)が出演しています。

(スチール提供・竹内博様)
2005.11.6



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