おれは男だ!
第30話「泣くな弘二 選抜の華だ!」


ストーリー
インターハイ当日だというのに、西条(志垣太郎)との決闘で肩を痛めてしまった弘二(森田健作)。彼は、操(早瀬久美)と藤宮先生(武原英子)以外には怪我のことを伏せたまま戦い、どうにか勝ち進むが、さすがに決勝では敗れてしまう。部員たちに、怪我を隠していたことを責められる弘二。操から事情を聞かされた西条が怪我の原因を打ち明けたことで部員たちの誤解は解けるが、麻里(有吉ひとみ)は、今まで弘二に信頼されるマネージャーを目指して頑張ってきたという自負があっただけに、自分に打ち明けてくれなかったことがショックだった。

麻里の心は拠り所を求めて再び西条にフラフラと引き寄せられていった。準優勝の祝賀会を抜け出し、「抱いてください・・・」と西条に寄り添う麻里。しかし、西条には麻里の本当の気持ちがよく分かっていた。

「代役はごめんだよ。・・・君には分かっているはずだ、小林の純粋さが。・・・さあ、みんなのところへ戻るんだ。・・・今日という日は二度と戻らないんだからな」

気持ちが吹っ切れた麻里は祝賀会に戻り、仲間と楽しく歌い踊る。西条は、彼に気づいて外に出てきた弘二に向かって言った。

「麻里の本当の味方になってやれるのは俺じゃない。お前だ、小林。礼を言うぜ。これで俺も、自信を持って、俺のやり方で生きていく・・・」

西条は、もう世をすねることなく、スナック「シャルム」のマスターとして、力強く生きていくのだった。


MEMO
他の部員に心配をかけまいとして、怪我のことを隠していた弘二でしたが、その気持ちが、麻里に対してはちょっと誤解を招く原因になってしまいました。でも、そこに登場する西条の粋な計らいで、麻里のモヤモヤも消えます。西条もさすがに心の底まで歪んではいなかった。イイ奴!



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