おれは男だ!
第19話「炎のように恋をしろ!」


ストーリー
温泉旅館に格安で泊まれることになった剣道部とバトン部は共同合宿をすることになった。普段はライバル同士の両部も一時休戦し、親睦を深めるために、レクリエーションとして肝試しを企画する。剣道部とバトン部の男女がペアになって、目的地に備置きのノートに記帳してくるというもので、弘二(森田健作)は麻里(有吉ひとみ)とペアになった。二人が気になってこっそり後をつける操(早瀬久美)だが、弘二に発見され、「君はそんな奴だったのか!」と避難を浴びる。

居たたまれなくなり、一人で山中に飛び出す操だが、途中、足を滑らせ、怪我をして歩けなくなってしまう。丁度その頃、空模様が怪しくなり、激しい雨が降り始めた。操を探しに出た弘二だが、嵐のために二人は山小屋に足止めされてしまう。

小屋の中に男と女が二人きり。びしょぬれになった服を脱いだ操は、毛布一枚にくるまっている。ぎこちない空気が二人の間に流れる。だが、弘二は決して破廉恥な行為をするような男ではなかった。そんな弘二に、操は「義理の兄妹」以上の意識を感じたようだ。

一方その頃、旅館で二人の安否を気遣う剣道部員・バトン部員たちの間では、信じたくないと思いながらも、男と女が二人きりで極限状態にあることから、弘二と操の間に何かがあったのではないかとの声が漏れる。「キャプテンはそんな男じゃない!もし、キャプテンがそんなことをする男だったら、俺は剣道部をやめる!」剣道部員たちは口々に言うが、心のどこかに不安を隠せない。

嵐が去って、弘二は、足を負傷した操を背負って小屋を出た。剣道部・バトン部員たちも二人を探しに来た。川を挟んで彼らは再会する。操を背負う弘二の表情を見て、剣道部員やバトン部員たちの心のモヤモヤは吹き飛んだ。弘二の顔にやましい影はかけらも無い。それは誰の目にも明らかだった。

「キャプテン、俺を殴ってくれ。俺はキャプテンを疑ったんだ・・・!」剣道部員も、バトン部員も、一瞬とは言え二人を疑ったことを恥じ、詫びた。今回の一件を通じて、結果的に剣道部もバトン部も一層強い信頼感で結ばれることになった。もちろん、弘二と操も。


MEMO
小屋の中でずぶぬれになって毛布に包まっている操。気心の知れた相手とは言え、密室で異性と二人きり。しかも自分は怪我をして体が自由にならない。心の中では弘二を信じているとはいえ、やはり不安を隠せず、膝を抱えて縮こまっている。ウーマンリブの旗頭としていつもは気丈なところを見せる操も、目の前の男性にドキドキしている・・・今回のそんな操の姿はとても印象的でした。

肝試しのシーン、記帳所にたどり着いた弘二と麻里の前に、お化け役の剣道部員が飛び出し、麻里は気絶してしまう(実は気絶したフリ)。それを見て、「麻里さんは心臓が弱いのよ!」と、操が彼らの前に飛び出し、二人をつけていたことがバレてしまう。弘二に非難される操。そして、弘二は麻里を大事そうに抱きかかえ、操をおいて去ってしまう。すると麻里は画面に向かってパチッと目を開け、舌を出してエヘッと笑う。「してやったり」というこの表情が絶品!剣道部の新コメディリリーフ・有吉ひとみさん、最高です!



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