おれは男だ!
第18話「若い生命をぶっつけろ!」


ストーリー
剣道部員たちは3年A組の長沢麻里(有吉ひとみ)を剣道部に勧誘し、すげなく断られたが、その後麻里は何かと剣道部をからかいに来るようになった。操(早瀬久美)たちバトン部員は、弘二(森田健作)に、「麻里さんは不良よ」と忠告する。そんなある日、不良仲間が溜まり場にしているゴーゴー喫茶で鉢合わせした操たちに向かって麻里は、「剣道なんかちょろいもんよ、練習なんかしなくたって小林君に勝ってみせるわ」と強がって見せた。

かくして弘二と麻里が剣道で対決することになったが、弘二の実力の前に、麻里は成すすべもなく叩きのめされてしまう。「これに懲りて、もう剣道部をからかうのはやめるんだ」と言って去っていく弘二の姿を、麻里はいつまでも見つめていた。

翌朝の校門。長かった髪をバッサリ切った麻里が弘二に声をかけた。「まだみんな私に剣道部に入ってもらいたがってる?入ってあげてもいいわよ」。だが、彼女が元不良ということを知った剣道部員たちは、麻里をなかなか信用しない。「福の湯」でそんな彼らのやり取りを聞いた麻里は、再び不良仲間の集まるゴーゴー喫茶に立ち寄るが、そこにも彼女の居場所はもう無かった。彼女はグループの掟を破って「恋愛」をしたからである。否定する麻里だが、彼らは「すぐ分かることだ」と言って、弘二を呼び出して袋叩きにする。麻里も、一人ではどうすることもできない。

その時、偶然、婦人警官・陣内キヨ子(水前寺清子)が現れ、弘二を助けて不良グループをたちまち蹴散らしてしまった。彼女は、弘二の祖父・源之助(笠智衆)の剣道の教え子であった。

キヨ子と、学校医の勝又(米倉斉加年)の計らいで、今回の件については弘二はお咎めなしとなった。勝又から、麻里は心臓に障害があると聞かされた弘二は、麻里にマネージャーとして入部してくれないかと持ちかけ、晴れて彼女は剣道部の一員となることができた。


MEMO
新レギュラー・長沢麻里が登場。冒頭、座頭市の寸劇が行われている。大袈裟な立ち回りの後、座頭市が「あぁ、嫌な渡世だなあ・・・」と言って顔を上げる。ニカッと笑ったお猿さんみたいな(←失礼)その顔がなんと有吉ひとみさんでした。また、セーラー服姿の麻里は、いかにも取ってつけたような三つ編みで、全然似合ってない。もっともこれは彼女の仮の姿で、不良グループのボスという顔も持っていたのである。有吉ひとみさんは「太陽にほえろ!」の「殿下の恋人」役で見たのが最初だったので、清楚で落ち着いた雰囲気というイメージを持っていました。それだけに、本作での寸劇のシーンは強烈でした(笑)。

冒頭、ランニングをしている剣道部員に「みんな、がんばれよ!」と声をかける陣内キヨ子(=水前寺清子)。「ああ!」と答える弘二だが、声の主を見て「ん!?」と仰天する表情が絶品!

今回、操と弘二の誕生日が判明します。操は10月10日、弘二は10月3日。

学校で、アメリカのポルノ小説のペーパーバックを落とした麻里。それを拾った操が、ゴーゴー喫茶「ジャンボ」で、麻里に本を手渡し、「あなたの英語の実力相当なものね」と言うが、麻里は「ところが辞書と首っ引きなんだなぁ(笑)」と謙遜しています。

麻里が弘二に、自分が不良グループと付き合うようになったきっかけを打ち明けるシーン。もともとスポーツ万能だった彼女だが、中学の時に心臓の手術をして以来、激しい運動を医者に止められてしまい、目的を失って今のグループに入ったのだという。そこでリーダーとして認められ、初めて自分の居場所や青春と呼べるものが見つかった、と言う麻里を、「ばか!そんなもの青春じゃない!」と、弘二は厳しい口調で非難します。「青春の巨匠」の言葉には重みがあります。

第1話でのフォーリーブスから既におなじみになっている、「劇中にゲスト出演者のステージショー映像を挿入」という手法が今回も堪能できます。

ラストの神奈川県警婦人警官との対抗試合、勝ったのは次峰の近藤(佐藤明彦)だけ。そして大将戦、弘二対チータの勝負の行方は?!




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