アテンションプリーズ
第16回


ストーリー&みどころ
訓練生たちはいよいよ見習い乗務で実際にフライトに参加することになった。北海道、福岡、大阪、と行き先を記された各人の名簿が張り出される。だが、美咲洋子(紀比呂子)と榊原やよい(麻衣ルリ子)の名前だけ、無い。専門訓練の成績が悪かったため落第してしまったのだ。洋子もさる事ながら、やよいの方はとりわけ大きなショックを受けていた。

香川妙子(皆川妙子)から容赦ない言葉を浴びせられ、すっかり落ち込んでいたやよいだが、洋子の励ましによってようやく元気を取り戻した。やよいは自分の実家(蕎麦屋を営んでいる)に洋子を招待し、両親に紹介する。友達思いで気立てのいい洋子に感心したやよいの両親が蕎麦を御馳走したいと言うと、逆に洋子は、店の手伝いをしたいと申し出た。何事も勉強です、と言う洋子を、やよいの両親はますます気に入ってしまった。

洋子が臨時の店員になった。蕎麦屋にはちょっとオーバーとも思われる洋子の丁寧な言葉づかいや応対に、お客は最初戸惑いながらも、素直で明るいこの臨時店員には好感を持ち、洋子は人気者になった。見習い乗務は出来なかったけれど、こうしてお客様に接する貴重な練習の場を得ることが出来て洋子は嬉しかった。

寮に帰ってくると、見習い乗務を終えた広村綾子(高橋厚子)や関山百合(関口昭子)たちがへとへとになっていた。洋子の想像以上にハードなものらしい。専門訓練すらまだ終えていない洋子は再び焦りを覚えるのだった。そんな時、田村早苗(范文雀)に、彼女の弟・順一(池田秀一)から電話が。明日、早苗は朝一番の飛行機で見習い乗務に飛ばねばならない。こんな夜遅くに一体何があったのだろうか?

いつでも真心こめて精一杯がんばる美咲洋子、思わずスチュワーデス言葉が飛び出すお蕎麦屋さんでの店員役はなかなかユニークでした。ついついお客さんも言葉づかいが丁寧になってしまう。こんなお蕎麦屋さんが本当にあると面白いですね。

初出・1999年9月2日




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