「傑作倶楽部」1968年11月特大号


特撮関係の書籍で著名な竹内博氏と中島紳介氏のご協力により、大変珍しい資料を提供して頂きました。双葉社発行の月刊小説雑誌「傑作倶楽部」1968年11月特大号で、なんと表紙が小林夕岐子さん。ユニークな髪型と衣装で、マスカットぶどうを一粒つまみ、ガラスのテーブルに肘をついてお茶目なポーズを決めています。巻末に「編集室 表紙のこと」というコーナーがあり、小林夕岐子さんのミニインタビューが載っていますので紹介します。

********************************

“ガラスのような女性にはマスカットがよく似合う”と、早田先生はそっと、一房のぶどうを小林さんの掌にのせました。

――怪獣映画でデビューしてその感想を。

「久保さんにいろいろ教えていただいて。楽しい映画にしたいと、一生懸命でした」


――好きなことは何?


「麻雀。母も一緒にお友だちと家でするの。私、強いのよ」


――理想の男性像は?


「頼りがいがあって、信頼のもてる人。私の全てをあたたかく包み込んでくれるような人。でも、まだよくわからないわ」


――今後のお仕事、抱負は?


「映画の方は“兄貴の恋人”を終えて、九月二十九日には日本テレビで“三十七階の男”にゲストとして出演します。与えられた役を精いっぱいやってゆきたいと思っています」


********************************

小道具としてのマスカットの効果は「?」という気もしますが、何と言ってもモデルが小林夕岐子さんですから、外れはありません。仮に現在の書店の店頭に並べられていても相当に目を引くグラビアではないかと思います。インタビューは無難な内容ですが、麻雀にはかなり自信を持っていることが分かります。


2004.10.27



inserted by FC2 system